この投稿では、スマートフォンを販売する前にステップごとに行うべき5つのことを紹介します。
1. 端末の買取可能性を確認する
最初に、所有しているAndroid端末が販売可能かどうかを確認しましょう。特に、端末代金を支払い終えているかどうかは重要な要素です。
一般的に、スマートフォンの購入では2年間の24回払いなどの分割払いが選択されますが、実際には分割の途中で端末代金を完済していない場合、その端末の所有権は購入者にはありません。
このようなスマートフォンを売却しようとすると、その後分割の残り支払いが完了しない可能性が高まり、それに伴うリスクがあるため、買取を拒否される可能性があります。
スマートフォンを売却する際は、端末代金の未払いがあるかどうかを確認してください。
この確認は、契約したキャリアまたは格安SIMプロバイダーのウェブサイトを通じて簡単に行えます。
2. バックアップ
端末が販売可能であることを確認したら、次にバックアップを取りましょう。
バックアップは、端末内のデータを別の場所にコピーすることです。緊急の際には、このコピーからデータを復元することで、元のデータが紛失しても以前の状態を再現できます。
古い端末を売却する際には、端末内のデータはすべて削除されるため、バックアップは絶対に行っておくべきです。
Android端末のデータバックアップ方法には以下のような選択肢があります。
・バックアップ専用アプリを使用する方法
・Googleドライブにデータを保存する方法
・キャリアが提供するアプリを使用してバックアップを行う方法
3. Googleアカウントの端末から削除
データをバックアップしたら、次に端末からGoogleアカウントを削除しましょう。Googleアカウントは端末に関連付けられているため、しっかりと切り離しておかないと、初期化しても端末が適切に使用できなくなることがあります。
手順は以下の通りです：
設定⇒アカウント⇒Google⇒アカウント名をタップ⇒その他⇒アカウント削除⇒続行
※バージョンによって手順が異なる場合があります。
4. 暗号化して初期化
Androidデバイスのデータを削除する場合、単に初期化するだけではデータが残ってしまうことがあります。実際にはデータが削除されていないことが多いです。そのため、Androidデバイスの初期化時には、データを読み取れないように「暗号化」を行いましょう。暗号化には1時間以上の時間がかかることが表示され、さらに充電が完了している状態で充電ケーブルを接続した状態で進行する必要があります。
暗号化の手順は以下の通りです：
設定⇒セキュリティ⇒デバイスの暗号化を実行
※バージョンによって手順が異なる場合があります。
暗号化が完了したら、データを初期化します。手順は以下の通りです：
設定⇒バックアップとリセット⇒工場出荷状態に初期化⇒端末をリセット⇒実行
※バージョンによって手順が異なる場合があります。このとき、SDカード内のデータが誤って削除されないように注意してください。
初期化が完了したら、SIMカードとSDカードを取り外し、端末の準備は終了です。
5. 掃除と梱包
暗号化と初期化が完了したら、端末内での作業は終了です。
外装を軽く掃除し、業者が指定する方法で梱包しましょう。指示がない場合、以下の方法で梱包することができます：
・ スマートフォンをプチプチで包んで封筒に入れて投函する。 ・ 紙を敷き詰めた段ボールの中央にスマートフォンを置いて送る。
これらの方法を選ぶことで、スマートフォンを損傷することなく送ることができます。
